『ベランダ菜園』
こんにちは、本社マスヤマです。
ベランダで10年以上趣味で菜園をしております。
先月ブルーベリーの収穫が終わったので、
少しブログにまとめてみましたので、何かの参考になればと思います。
ブルーベリーは、ベランダでも鉢のサイズや、
剪定次第で十分ベランダでも育てることができます。
ブルーベリーには多くの品種がありますが、
主に、粒が大きく果皮が柔らかい「ハイブッシュ系」、
熟す前の実がウサギの目のように赤くなる「ラビットアイ系」に分けられます。
我が家では、初心者に育てやすい「ハイブッシュ系」を育てています。
今回は、簡単にブルーベリーの育て方のコツを
ご紹介できればと思います。
- 品種を同じ系統の別品種を育てる
ラビットアイ系は、1本だと実付が悪い傾向で
ハイブッシュ系は1本でも結実する品種もありますが
異なる品種を一緒にした方が、大きな果実が実るそうです。
ちなみに、我が家では、ハイブッシュ系で、3品種育てています。
- ブルーベリーに適した土を使う。
ブルーベリーは基本酸性土を好みます。
園芸店でブルーベリー用に配合してある土を利用するのが楽です。
ブルーベリーは、やや酸性のph5.0前後の土がよいそうです。
- 肥料
ブルーベリー用の肥料が売られていますので、
そのまま使用していますが、2月中旬〜3月中旬に元肥、
初夏に追肥、9月には、収穫で使った養分を補給するための
お礼肥を施すとよいみたいです。
- 水やり
水やりはできるだけ午前中、夏の高温で乾燥する時期には
夕方にも水やりをする。
水やりのコツは、プランターの底から水が流れ出てくるまで
たっぷりと水やりをします。
我が家ではプランターの数も多く、水やりを忘れることが多いので
自動散水機を使っています。
夏場の水やりを忘れると大変なことになるのでお勧めです。
- 摘心
枝の数を増やし収穫量を増やすために摘心という作業があります。
時期は5~6月、20㎝以上伸びた新梢の枝先を1/3ほど切り返します。
- 受粉
我が家では、蝶や、蜂が入ってくることがあるのですが、
花が咲いても、実が付かない事があります。
少し手間ですが、綿棒などで人工授粉すると実付がよくなります。
- 剪定2
花芽と葉芽を注意して剪定
冬の剪定で花芽を切ってしまうと翌年花が咲きません。
当初知らずに切ってしまい、実が全くなりませんでした。
ブルーベリーでは大きい芽が花芽、小さい芽が葉芽と、
花芽と葉芽の区別をつけやすいので、花芽の位置を確認し、
花芽をすべて切り落としてしまわないように注意しながら剪定しましょう。
- 収穫
ハイブッシュ系で6~7月、ラビットアイ系で7~8月くらいです。
ベランダ菜園の場合、鳥の格好の餌食になりますので、ネットが
必須になります。
最初の写真で分かりにくいと思いますが、全面ネットを張って、
鳥が入らない対策をしています。
ベランダ菜園でここが一番重要かもしれません。
ブルーベリーの実の元の色が茶色くなると食べごろらしいですが、
待ちすぎると風で実が落ちてしまうので、気おつけましょう。
ブルーベリーは、朝のヨーグルトに乗せたりジャムにして食べても
おいしいので、是非育ててみてはどうでしょうか?
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