ホームシアターの豆知識 ②
こんにちは。ハウジングプランナーのクワハラです。
最近TVや音響にこだわりたいとの相談が増えてきましたので、前回は『ホームシアターの豆知識』でスピーカー設置について、簡単にお話しさせていただきました。
今回も私の独り言として触れる程度にお話させていただきます。
ホームシアターで検討しなくてはいけないものは下記になります。
1.スピーカーの種類と設置場所
・希望スピーカーの設置可能か(ブックシェルフ型かトール型か)
2.アンプ
・配線を付け替えたりしやすい設置場所
3.配線
・材質と長さ
4.電源
・できれば分電盤から直に電源を取った方が良いとされています。
1.スピーカーの種類ではTV両脇のフロントスピーカーやTV下のセンタースピーカーの設置箇所を検討しなくてはなりません。
TVボードの上に乗せる形であればブックシェルフ型になり、床置きで良ければトール型になります。
ブックシェルフ型はその名の通り、本棚に載せれるサイズ感で重さも5Kg弱です。
よく見るとブックシェフとトールとではスピーカーユニットの数が違います。
2WAYとか3WAYスピーカーと言いますが、ブックシェルフの方は2つのスピーカーユニットで高音と低音を、トールの方は高音と中音、低音と受け持つ周波数帯を分けたユニットになっています。
一般的に人が聞き取れる周波数帯は20Hz〜20kHzと言われていますが、この可聴音の再生周波数帯をどの様にスピーカーユニットに割り振るかで、快適な音響が得ることが出来ます。
フロントスピーカーの周波数帯は30Hz〜47kHz程度のものが多く、30Hz以下はサブウファーで補います。この様にそれぞれのスピーカーの音域の境を重ね部分をクロスオーバー周波数帯といいます。
ウファーのセッティングには、クロスオーバーの周波数を指定しますので、お持ちのフロントスピーカーの周波数を確認しながら、お選びください。
2.アンプ
アンプにはスピーカーの1本に付き2本、もしくは4本の配線を接続します。
5.1Chのホームシアターの場合、スピーカー配線だけでも10本〜20本、その他HDMIなどのTVやGAME機器、プレイヤーと接続するHDMIの太い線が6本程度つなぎます。
アンプのセッティングや接続メンテナンスの際にはアンプを取り出し、裏側にある配線を繋ぎ変えたりしますので、全ての配線は2m程度余分な長さが必要なので、アンプの裏は大概ひどいものです。
配線の影響でアンプを壁に寄せれず、20cm前後前に出てきています。
アンプは高性能なものになればなるほど重さに比例します。ミドルグレードで20Kg前後です。
アンプもスピーカーも設置されたい場所とメンテの際の作業をイメージしていただいて、設置場所と家具の配置をご検討ください。
次回は3.配線について、お話しさせていただきます。
丸山工務店のホームページはこちら>>
http://www.maruyama-koumuten.co.jp/