内装引戸のレール・戸車交換
こんにちは! 本社・イシカワです。
流石に1月も半ばを過ぎているので賀詞は控えさせていただきますが、
今年もよろしくお願いいたします。
今年一発目の私のブログは、つい先日やった内装引戸の戸車とレールの交換の仕方に
ついて書きたいと思います。
弊社の標準仕様として以前採用していた、㈱ウッドワン(旧 住建産業)製の建具の
部品交換です。
一般的な建具はフラッシュ構造と言って、木材で枠を組んで両面に化粧ベニヤ等が
貼ってあり、中が空洞になっていて軽いのですが、ウッドワンのシート貼りの建具は
俗にいうべた芯構造になっていて建具の芯材に空洞がありません。フラッシュ構造に
比べて重量が重たくなっています。
その為開け閉めする時に重厚感・高級感が感じられていいのですが、反面引戸の場合、
戸車やレールに負担がかかります。つまり早めに交換時期がきます。
今回交換させていただいたお客様のお宅は築20年を超えている事もあって、戸車が
擦り減ってレールがかなり削られているような状態でした。
先ずは交換部品を判別して取り寄せしなければなりません。
パソコンで「ウッドワンパーツショップ」を検索していただくと、沢山の専用部品が
掲載されています。そこで「下荷重引き戸」⇒ どれでもいいので戸車をクリック
すると、下の方に「引き戸用 戸車 判別手順」という項目があるので、そちらを
参考に使用する戸車とレールを判別してください。
いよいよ交換です。厄介なのはレールの交換で、戸車は取付ビスを外して入れ替えて
再度取付ビスをしめるだけです。
初めに建具を枠から外しますが、戸車が出すぎていると枠から外れないので、予め
戸車調整ネジを時計回りに回して戸車を引っ込めておきます。
次にレールを外すのですが、これがなかなか外れません。
私の場合、レールの溝の中にキリで穴を開けて、そこに穴より少し太めのビスを
もんで、その頭部分をペンチ等でつまんで外すようにしています。
外れた後は新しいレールの長さを、カナノコ等を使って切断して敷居の溝に
叩き込みます。この時2ミリ位長く切断して両端を入れてから真ん中を押し込むと
きれいに納まりますよ。
あとは戸車を交換して、枠にはめ込み、建付け調整をしたら完了です。
完了後は劇的に開け閉めが軽くなるので、皆さんもレールが削れて銀色に光って
ないか確認してみてください。
ではでは(^.^)/~~~
丸山工務店のホームページはこちら>>
http://www.maruyama-koumuten.co.jp/