耐震診断
江戸川支店の“サカキバラ”です。
月日が経つのも早いもので今年もあと半月ですね。寒さも厳しくなってきているので
体調に気をつけて2014年の残り半月を頑張りましょう。
私事ですが、先日髪の毛を刈り上げにしたために頭が寒いことに今日気づきました(>_<)
首元を冷やさぬよう気をつけながら頑張ります。
そんな私ですが今回はお住まいの耐震診断について少しだけ触れてみたいと思います。
近年、耐震診断・耐震補強という言葉を聞くことが多くなってきていますが、昭和56年以前の建物の耐震性に不安があるために国がその耐震化を重点課題としているからです。そのため耐震診断・耐震補強に関して補助金や税金の減免等の助成制度がありますので、ご計画のある方は活用しない手はないですね!
耐震診断をするためにまず最初に行うことは、お住まいの状況を把握するための建物調査です。主な調査内容は建物の仕様や構造躯体の確認、接合金物の有無及び劣化状況の確認になります。
外部の仕様や劣化状況を確認します。
このように外部仕上げにヒビなどの劣化があると耐震性を損なってしまします(>_<)
内部の仕様や柱・壁の配置とあわせ床や柱等の傾きをレーザーなどの計測機器で
測定します。
より正確な調査のために床下状況や小屋裏状況も確認します。
鉄筋センサーで基礎の鉄筋の有無を確認します。(反応がないので無筋だとわかります。)
鉄筋が入っていると、このように赤く点灯します。
(写真は鉄のバールに反応しています。)
鉄筋の有無とあわせて基礎コンクリートの強度測定を行います。
シュミットハンマーでコンクリートの硬さを測定しています。
既存基礎のコンクリート強度は耐震補強のうえで基礎補強ができるかの重要な測定です。強度がないと補強できない場合があります。
布基礎のフーチングの(底版)幅の測定です。
更に正確な調査のために隅々まで調査します。
私は若干ですが?太くこんなに小回りがきかないので、別のスリムな丸山スタッフが頑張っています。いつもありがとうね(≧∇≦)
基礎に鉄筋が入っていない場合アンカーボルト箇所で割れていることがあり、
耐震金物が逆効果に(°д°)
浴室廻りの床下は腐朽菌やシロアリの被害が多く見られます。
いずれも耐震性を損なってしまします(>_<)
室内から確認できない1F筋交いは床下からの調査により確認します。
2階筋交いは小屋裏で確認できます。
梁材や小屋組状況もあわせて確認します。
以上が主な調査です。
正確な調査が耐震診断に反映され、より正確な耐震診断結果に繋がります。
中途半端な調査だと診断結果も曖昧になるため補強計画も推測での計画になってしまい、
その場合過剰な補強計画を強いられ工事価格が高くなってしまいます。
丸山では正確な調査での結果を元に補強計画をし、適正価格でのご提案ですのでご安心
いただけます。
今回は調査だけになりますが、次回から耐震診断、補強計画等の話を
していきたいと思いますのでまたご覧下さい。
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