ホームシアターの豆知識④
こんにちは。ハウジングプランナーのクワハラです。
最近TVや音響にこだわりたいとの相談が増えてきましたので、下記の『ホームシアターの豆知識』シリーズをお話しさせていただきました。
1.再生音源
2.スピーカーの数と配置
1.スピーカーの種類と設置場所
2.アンプ
3.配線(ケーブル)【アンプ編】
今回は配線(ケーブル)【スピーカーケーブル編】をお話しさせていただきます。
今回も私の独り言として触れる程度にお話させていただきます。
スピーカーケーブルはアンプから増設された電気信号をスピーカーに伝えるものです。
ケーブル長さや材種、純度や構造により価格が違いますので、ご紹介させていただきます。
◇3-1.ケーブルの長さ
先程のご説明の通りケーブル部分は信号を伝える抵抗になりますので、例えば下記赤丸の左右フロントスピーカーのケーブル長さは同じにするのが理想です。
映畫などの場合、正面から車が來る場面で左右のスピーカーから同時に同じ大きさの音が出ますが、片側が音がズレたり、音量が小ければ正面から車が來てるとは認識できませんよね。
リアスピーカーであれば下記の赤丸2ヶ所が同じケーブル長さ、上部にあるサラウンドバックであれば2つが同じケーブル長さが理想です。
下の画像の赤枠のスピーカー数は5台、雲マークに天井スピーカー2台でTVボードの中央部にアンプを設置すると下記のケーブル長さが必要です。
◇ ケーブル必要長さ =
アンプ取り出し長さ + スピーカーまでの距離
上記画像の場合、考慮するケーブル長さは以下4点です。
①メンテナンスの際のアンプ取り出し長さ:1m(H=1,000mm)
②スピーカーまでの距離(横方向)
※TVボード横幅3m(W=3,000mm)
③TVボード高さ:0.5m(H=500mm)
④天井高:2,4m(H=2,400mm)
赤枠部
FL:フロントスピーカー(左)
《①1m+②0.5m+③0.5m=2m》
FR:フロントスピーカー(右)
《①1m+②0.5m+③0.5m=2m》
CNT:センタースピーカー
《①1m+②0.5m=1.5m》
LH:フロントハイトスピーカー(左)
《①1m+②1.5m+③2.4m=4.9m》
RH:フロントハイトスピーカー(右)
《①1m+②1.5m+③2.4m=4.9m》
雲枠部
TFwL:トップフォワードピーカー(左)
《①1m+②1.5m+③2.4m+2m=6.9m》
TFwR:トップフォワードピーカー(右)
《①1m+②1.5m+③2.4m+2m=6.9m》
上記各ケーブルの必要長さを合計しますと 29.1m になります。
この場合、短いとどうにもなりませんので購入時は30m購入されるとよろしいかと思います。
ちなみに下画像の様にケーブルを高音域と低音域それぞれ別で接続出来るスピーカーもありますが、別々で接続するバイワイヤリング接続の場合は倍の長さのケーブルが必要です。
1,000円/mだとすると30mで30,000円
バイアンプで接続の場合
1,000円/mだとすると60mで60,000円になります。
下記の様にスピーカーを設置の際はケーブルの取り回しや長さの余裕を見ながら、ケーブルグレードの選定をされるとよろしいかと思います。
長くなりましたので続きは
次回にご紹介させていただきます。
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