北小岩での地盤改良工事
こんにちは。
江戸川支店の“サカキバラ”です。
先日、北小岩で木造2階建て新築工事に着手しました。
その工事に先立ち地盤調査を行いましたが地盤補強工事が必要との判定結果。このままでは不同沈下の懸念があるので、安全・安心のために御施主様と合意のもと地盤補強工事を行うことになりました。地盤補強工事や地業工事現場へのご案内はタイミングでなかなか出来ないものなのでご紹介をさせていただきます。
弊社採用の柱状地盤改良工事は、原地盤の土とセメントスラリー(特殊セメント+水)を撹拌混合して基礎の下に強固な柱状改良体を築造する工法です。こちらの現場では太さ直径60cm、長さ2.5mの柱状改良体を21本施工しました。
工事では大型重機が入るので事前に御近所へのご挨拶は欠かせません。
ご近所の皆様、工事へのご協力ありがとうございますm(_)m
正確な位置に施工するために、事前に打設する杭芯にリボン付きのピンをを打っておきます。
掘削後ホースからセメントスラリーを流入しながら撹拌翼と言われる先端部で土と混合し改良体を打設していきます。
改良長さ、セメント添加量等により品質が大きく左右されるため施工確認を慎重に行います。
施工後の確認の写真です。軟弱地盤と判定された地盤ですが強固な改良体で万全な状態になります。(この大きさで21本を施工します。)
他現場写真ですが根切工事後の状況です。
改良体の周囲も砕石を敷き詰め、ランマーを使用し平らに突き固めます。
厚さ5cmの捨てコンクリート打設後の状況です。捨てコンクリートはこれから行われる基礎工事にとって重要な役割があり正確な配筋と十分なかぶり厚さの確保を目的に施工します。
写真では分かりにくいのですが、捨てコンクリート下全面にポリエチレンシートを敷き詰めてあります。床下を湿気から守るため建物の耐久性が格段に高くなります。
以上で地盤補強工事、地業工事の完了です。
基礎や構造躯体さえしっかりしていれば安心できるという訳ではありません。地盤調査を行い地盤土質を把握し、必要であれば対策を行うことが大切です。なお地盤補強工事については10年間の保証ですのでご安心いただいています。
これから基礎工事、上棟と進んでいきますが高品質、高性能住宅の説明を引続きしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します!
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